目標を高く持つ [メンタル対策]

受験勉強において、高い目標を持つ事は非常に重要です。


熱帯魚は餌をたくさん与えても大きく育ちますが、それ以上に、水槽を大きくすると劇的に大きく育つそうです。(私は熱帯魚の趣味はないので、試してみたことはありませんが・・・)


受験勉強でも似たような事が言えるんですね。


低い目標の下では小さな結果しか得られません。十分に高い目標を持ってこそ、満足できる結果が得られます。


例えば、偏差値55を目指していたら、偏差値60の学校に合格するのは厳しいですが、同じ人でも偏差値70を目指して必死に頑張れば、偏差値60の学校にはあっさり受かってしまうものです。


ぜひ、この理屈をうまく利用してください。


 



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模擬試験で練習する [メンタル対策]

模擬試験は自分の実力や合格可能性を知るために受けますが、それ以外に、試験で力を出せるように練習する意味もあります。


慣れた自分の部屋で問題を解くのとは異なり、試験会場では環境の違いや緊張で十分に力を発揮できないことが多々あります。


これについては、模擬試験で練習を繰り返すことで、ある程度は克服できます。やはり、練習は必要なんですね。


ただ、模擬試験は時間もお金もかかるので、無制限に受験はできないでしょう。自宅で勉強するときにも、時々わざと落ち着かない環境にして問題を解いてみると練習になります。


 



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サブリミナル・メッセージ [メンタル対策]

どうやっても勉強の成果が出ないとか、勉強をやる気が起こらない、集中できない、といった問題があるとき、潜在意識に勉強の邪魔になるものがあるのかもしれません。


しかし、自分でも意識できない部分ですので、ネガティブな潜在意識を改善するには特殊な方法を用いる必要があります。


自己催眠もその1つですが、より手軽な方法にサブリミナル・メッセージの利用があります。


これは、人間にはギリギリ聞こえないくらいの周波数で録音されたメッセージを聴くものです。聞こえないといってもそれは意識できる世界での話しで、実は、潜在意識はそのメッセージをしっかりキャッチします。


もちろん、メッセージとしては、「勉強に集中できてどんどん捗る」というようなイメージのものを録音するわけです。


また、“聞こえないメッセージ”だけでは直ぐに嫌になってしまうので、“聞こえるBGM”を併せて録音します。


このようなサブリミナル・メッセージをしばらく聴き続けると、自分でもよくわからないうちに状況が変化します。


もしも、興味がある場合には、「ザ・シークレットサブリミナルCD」などを参考にすると良いでしょう。



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恐るべき扁桃核の力 [メンタル対策]

受験勉強のメンタル対策を考える上で非常に参考になる本がありましたので、紹介しておきます。


● 西田文郎著【エジソン脳をつくる「脳活」読書術】エンターブレイン


この本では“恐るべき扁桃核の力”について解説しています。扁桃核とは、脳の中にある小さな部位です。


扁桃核は入ってきて情報に対して、“好き”、“嫌い”、“快”、“不快”などの感情を瞬時に判断してラベル付けする働きをします。


しかも、そのラベル付けは本人の意識に上らないところでも、しっかりと行われているのです。そして、恐ろしい事に、人間の行動はそのラベル付けに強力に引きずられ、いくら理屈で対処しようとしても逃れる事はできないのです。


マイナス思考の人が「プラス思考になる本」を読んでもプラス思考になれない理由はそこにあります。ほとんどの「プラス思考になる本」は扁桃核の働きを変える具体的な方法を示していないのです。


扁桃核は“過去の体験”というデータベースを参照して、感情を判断します。従って、嫌な思いをした体験に関係することにはどうしても“不快”というマイナスのラベル付けをするのです。


プラス思考になるためには、扁桃核の判断のもとになっているデータベースの内容を変えなければダメです。つまり、「自分にも出来るかも」と思えるようなプチ成功体験を積む事が有効なのです。


また、上記の本には、読書法によって成功イメージをつくる方法などについても書かれています。興味のある方は読んでみてください。


 



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挫折し難い計画 [メンタル対策]

よく、計画倒れする受験生がいますね。立派な計画は立てるけれど、途中で挫折してしまう。三日坊主ではないにしても、中途半端に終わっては十分な効果が得られないでしょう。


このようなケースの大半は、計画の内容自体に問題があります。計画通りに進まなかった場合のことが想定されていないのです。


人間は機械ではないので、スケジュールどおりに勉強を進められないことがあります。また、突発的な用事ができることもあります。そのようなスケジュールの乱れを想定した計画を作るべきです。


例えば、1日単位に勉強する内容を決めるのであれば、定期的に余裕日を設けて遅れを挽回できるようにするとよいですね。1週間とか10日単位につじつまあわせができるようになっていると効果があります。


 


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ポジティブ思考とネガティブ思考 [メンタル対策]

今回は、ポジティブ思考とネガティブ思考では結果が異なるという話です。これは、一般的な成功法則であり、もちろん、受験にも当てはまります。


試験の結果が80点だったとします。この結果の捉え方は2通りあります。


① 「80点取れたんだから、頑張ればもっとできるだろう。」
② 「20点も間違えてしまった。なんで、こんなにできないんだろう。」


この例のように、どんな事でも、プラス方向に考えるポジティブ思考と、マイナス方向に考えるネガティブ思考をする事ができます。


そして、人によってポジティブ思考の強い人と、ネガティブ思考の強い人がいます。まず間違いなく言えることは、ポジティブ思考の方が成功しやすいということ。受験であれば、合格しやすいということです。


これには、「イメージ」が関係していると思います。繰り返しマイナスの事を考えたり、口癖のようにつぶやいたりすると、そのイメージが頭の中で強くなります。


こういったイメージは右脳が扱いますが、右脳は現実と想像上の世界を区別できないという特徴があります。そのため、マイナスイメージは現実のものとして認識され、人はそれに合わせて行動してしまうのです。


「そんな、バカな!」と思う人がいるかもしれませんね。


でも、こんな例って、よくあるでしょう。


人前で話すのでトチってはいけいない、と注意すればするほど本番でトチってしまう。


マイナスイメージは頭の中に作らない方がよいのです。


それでは、どうしたらよいのか?
これについては、後ほど書きます。



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「やる気」が先決 [メンタル対策]

受験勉強に限りませんが、「やる気」の効果は絶大です。「やる気」に満ち溢れて勉強するのとそうでないのでは、能率が全く異なります。


よく、「好きこそものの上手なれ」と言いますが、好きな科目の勉強では頭もよく回転しますし、記憶にも残ります。参考書を読んでも進み方が速いですね。


それに対して、興味のない科目や嫌いな科目では、あくびばかり出て全然進みません。もし、全教科がそんな状況なら、まずは「やる気」を起こすのが先決でしょう。


といっても、意図して「やる気」を起こすのは簡単ではありません。そんな事が直ぐにできるくらいなら苦労しませんよね。


でも、不可能でもありません。能力開発の専門家は人にやる気を起こさせるスキルを持っています。例えば、東大卒の能力開発インストラクターが作成した「わくわく試験合格術」というノウハウがありますので、参考にしてみてください。



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試験本番では力を発揮しきれないと心得る [メンタル対策]

試験本番では、緊張やプレッシャー、当日の体調などによって、なかなか100%の力を出せません。であれば、初めから80%の力で合格できるように勉強するとか、しかるべき準備をするべきでしょう。


「全力を出して合格するのもたいへんなのに、余裕を持って合格できるくらいなら苦労しないわ!」と怒られそうですが・・・・・。。


でも、人間はゴールが近づくと力を抜いてしまうようにできているのです。少なくとも、受験勉強の初期段階では、ゴールを「ギリギリ合格できる」ところに置くのではなく、もっと高いところに置くべきです。。


真の目標より高いゴールを設定し、それをクリアするために必死に頑張っていると、意外とあっさり真の目標をクリアしてしまったりするのです。ぜひ、一度試してみてください。。



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合格体験記の利用 [メンタル対策]

同じ目標を一足先にクリアした“先輩”の合格体験記がもしあれば、それを読むことで2重のメリットが得られます。


まず第一に、合格するために必要な情報が得られるということです。自分が知らない勉強法や受験生活の送り方、試験のとき様子など、参考になることがあるかもしれません。


ただし、個人的にしか当てはまらないノウハウなどもあります。頭から信じるのではなく、1枚フィルタを通して読む方がよいです。それでも、しばしば、有益な情報に出会います。


第二に、自分のモチベーションを高めるのに役立ちます。合格体験記の著者は、いってみれば“成功者”です。成功までのストーリーを頭の中にイメージすることによって、「よし、次は自分も・・・」という気持ちが湧いてきます。


ですから、合格体験記はときどき読み返すとよいです。私自身は、大学受験の時に文章を覚えてしまうくらい何回も読み返しました。その結果、「自分は受かるんだ」というプラスイメージを潜在意識に刷り込む事に成功したように思います。(無事、希望の大学に合格することができました。)



脳の基本回転数 [メンタル対策]

受験勉強をどんどん捗らせるには、頭の回転を速くすることが必要です。この事に関して、脳神経外科医の築山節先生は、著書「脳が冴える15の習慣」(生活人新書)のなかで次のように述べています。


『脳の基本回転数を上げるには、時間の制約が必要です。・・・(中略)・・・何時までにこれだけの仕事をしなければならない、何個の問題を解かなければならないという状況が与えられていないと、速さである脳の基本回転数は上がりません。』


つまり、勉強を効率アップしようと思ったら、ややきつめの時間的制約を課さないとダメなのです。普通に勉強したら1時間かかるところを30分で何とか済ますように努力する。そうする中で効率が上がっていくわけです。


築山先生は同じ本の中で、次のようにも述べています。


『次に重要なのは、一度脳の基本回転数を上げると、その状態がしばらくは続くということです。誰でも経験があると思いますが、短時間で集中してこなさなければならない仕事を終わらせた後は、他の仕事も勢い良く片付けられると思います。』


一旦、脳の回転が速くなると、引き続き別の勉強を行ってもその状態が維持されるのです。この性質を利用しない手はないですね。




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