簡単にポジティブ思考になれないワケ [メンタル対策]


受験勉強には人生の縮図みたいなところがあって、「山あり谷あり」の展開になることが多々あります。「谷」に落ちているときにもポジティブ思考を貫くことが大事なのですが、なかなか難しいことですね。そもそも、ポジティブ思考になれないという人も大勢います。


なぜ、ポジティブが良いという理屈には納得できても、簡単にポジティブ思考になれないのでしょうか?


それは、感情が決めている事であり、その感情は過去の経験の記憶をもとにして瞬間的に発生し、理性でコントロールできるものではないからです。


例えば、大嫌いな人と仕事をしなければならないとき、表面上はちゃんとコミュニケーションをとらなければなりません。しかし、心のなかには「話をしたくもない」といった感情があります。この感情は消すことができません。理性でコントロールできるのは行動だけであり、感情まではコントロールできないのです。


理屈がわかってもポジティブになれない、というのも同じようなことです。この状況を変えるには、感情の発生に影響を及ぼすもの、つまり経験の記憶を変えなければなりません。


いままでの人生において、何かを努力してもマイナスの評価をされるだけで、プラスの達成感を十分に経験していないとポジティブな感情は発生しないでしょう。小さなんことで構わないので、努力した結果によって達成感を味わう、という経験をすることが大事です。

 


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