目標達成までのチェックポイント [メンタル対策]

日常的に経験している事なんですが・・・


最寄駅から歩いて12~13分のところにある建物によく行くのですが、距離にほとんど差がない2通りの行き方があります。


片方の道は目的地の近くまで一直線の太い道で、遠くまで見渡せますが、延々と景色に変化がありません。


もう一方の道は住宅地の中を通る細い道で、小さな交差点ごとに地区の風景が変ります。


おもしろい事に、これら2つの道を歩いている時の感覚が全く異なるんですね。見通しの効く一直線の道の方が、歩いていてずっと遠く感じるのです。目的地の近くまで見渡せるので近く感じるのではないかと思うかもしれませんが、逆なんです。


なぜかというと、一直線の太い道の方は変化に乏しいため進んだ気がしないのですが、もう一方の細い道は、区画の変わり目がチェックポイントになっているため、進んでいる事がはっきり実感できるわけです。


実は、長丁場の受験勉強にも同じような事があります。高い目標が大事だと以前書きましたが、それとは別の意味で幾つものチェックポイントを考えておくのは重要です。


例えば、模擬試験の結果(合格可能性)でチェックポイントを設定する場合、合格可能性10%未満の受験生がいきなり合格可能性80%の目標を設定しても、かなり長い道のりに感じるはずです。はっきり言って、目標としての実感がわかないのではないでしょうか。


そこで、


合格可能性30%
  ↓
合格可能性50%
  ↓
合格可能性70%
  ↓
合格可能性80%以上


のようにチェックポイントを設定すれば、具体的な対策も考えやすいし、また前進しているという実感が得られるでしょう。


 


タグ:受験勉強

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